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山谷の夜回り
山谷


関東で有名な貧困街として山谷という地域があります。

山谷という名前は現在の地図からは消えてしまった俗称で、南千住駅の近くに存在します。

ここで活動しているボランティア団体の炊き出しに参加しました。

内容としてはおにぎりや衣類を路上生活者の方々に配って回るのですが、その最中に何人かの方にお話を伺ってきました。



話をしていて感じたのは、彼らは決して堕落した人間でも野蛮な人間でもないということ。

誰も生まれながらにしてホームレスではないし、彼らだって好きでそこに生活しているわけではない。

そうせざるを得ない環境があるのだ。

彼らのほとんどは働きたいと思っているが、働くところがないのが現状だ。



ある方は昨年5月まで東京スカイツリーの建設に携わっていたが、タワーが高さ350mまで到達した時点で年齢が60歳を超えていたことを理由に解雇された。

まだ体力はあったので再就職先を探したが、どこに行っても年齢を理由に断られたそうだ。

仕方がないので、知り合いに紹介してもらったアルミ缶回収の仕事をしながら公園で暮らすようになったという。

生活保護には最後の最後まで頼らずに生きたいと思っている。



今回参加した炊き出しでは、約200mの商店街に100人くらいの路上生活者がいた。

とても異様な光景だったが、ボランティアの人の話ではこの時期は越冬施設や餅代(路上生活者への支援金)があるので、年間で最も路上生活者が少ないそうだ。

そんななかで出会った今回の路上生活者たちは、ある意味最も救われなかった人ということになる。

帰り道の南千住駅前に流れ込む冬の冷たい夜風がいつもよりもいっそう身に沁みた。

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